災害時のレシピ集
災害時の備えをしていても、実際に避難生活をしていると、だんだん温かい食事が恋しくなってくるもの。災害時にも、工夫をすれば温かいご飯が食べられます。ここでは、災害時に役立つ料理のレシピを公開しているページをご紹介します!
災害時のレシピ集
大学生協が公開している災害時の簡単レシピ。災害時に不足しがちな食物繊維たっぷりの食材(豆・海草・根菜など)が取り入れられています。
NHK「明日をまもるナビ」が提供している災害時レシピ集。水を使わないレシピ、保存食のアレンジ、野菜まるごとレシピなどのアイディアが勢ぞろい。動画で分かりやすく解説されていますが、通信状況が不安定な環境でも見られるようにテキストでもレシピが掲載されています。
献立のアイディアが集まるクックパッドにも、災害時に使えるレシピが寄せられています。
ポリ袋調理とは
ポリ袋調理とは、食材を全部ポリ袋に入れ、お湯に入れて簡易的な調理をする方法です。災害時には、水道もガスも使えないという状況が想定されます。そのような状況下でも、ポリ袋とカセットコンロが用意できれば、温かいお料理やおやつが食べられます。煮るためのお水は何回でも使える、というのもメリットですね。
ポリ袋調理に必要なのは、以下の4つです。
- ポリ袋(高密度ポリエチレン)
- お鍋
- 水
- 鍋に敷くお皿など
- カセットコンロとガスボンベ
高密度ポリエチレンのポリ袋を用意しよう!
ポリ袋調理はお湯の中に入れて煮るので、熱に強いものを選ぶことが大切です。熱に弱いポリ袋は、調理中に溶けてしまう可能性もあります。熱に強いポリ袋は、「湯せん調理可」か「高密度ポリエチレン」という表記があるので、きちんと表示を見て備えるようにしましょう。
ポリ袋の中の空気はできるだけ抜こう
できるだけ空気を抜いてしっかりと縛ることで、真空に近い環境にでき、短時間で火を通すことができます。袋をお湯の中に入れるときには、中に水が入らないように高い位置で縛って、水に浸からないように置くとベスト。
鍋の下にお皿を敷こう
鍋底にポリ袋がついてしまうと、熱が強すぎてポリ袋に穴が空いてしまいます。調理する際には、袋が鍋底に付かないように耐熱皿を置きましょう。お皿がない場合は紙皿でもいいですが、紙は水に弱いので、アルミホイルを巻きつけると代用できますよ。アルミホイルだけを敷くと熱くなりすぎてお皿の役目を果たさないので、紙袋に巻き付けて使うのが良いでしょう。