避難時の寒さ対策
災害が起きたら、寒さ対策が欠かせません。避難所に行っても、十分な数のヒーターや毛布があるとは限らないので、ご家庭でも、いざというときに備えて寒さ対策をしておきましょう。ここでは、災害時の「寒さ」を防ぐ対策として、用意しておきたいグッズをご紹介します!
防災リュックに入れておきたいもの
使い捨てカイロ
寒くなってきた時期には、バッグの中に「使い捨てカイロ」を入れておくのがおすすめです。
充電式のカイロも便利ですが、災害時には充電するタイミングが限られてしまい、充電時には発熱ができなくなるというデメリットがあります。防災という視点で備えるのであれば、使い捨てカイロの方が、使い勝手がいいでしょう。
ちなみに、カイロは首の後ろ、お腹、背中といった部位に貼ることで、全身が温まりやすくなります。
手袋・靴下・腹巻
避難場所が屋内であれ屋外であれ、暖房が機能しているとは限らず、寒さはだんだんと厳しくなっていきます。手袋や靴下など、身体を温めるものを持っておくと寒さを防げます。
避難するときに身に着けると身軽になりますが、そういう暇がないというケースもあるかもしれません。いざというときのためにリュックの中に入れておいてもいいでしょう。
ブランケットやアルミシート
羽織って温まれるアイテムも必要です。ブランケットはふかふかして温かいですが、かさんでしまうのがいやという方はアルミシートもおすすめ。防水・防風という観点からも、アルミシートは便利です。アルミシートを地面に敷くと、地面からの冷たさを軽減できますよ。
自宅に備蓄しておきたいもの
カセットコンロ
備蓄の中にはカセットコンロを1つ用意しておくといいでしょう。停電したりガスが止まったりすると、調理ができません。非常食を食べることはできますが、温かい食事は身体だけではなく心もリラックスさせてくれます。強火を維持した場合、カセットボンベは1本1時間くらい持つと考えて、カセットボンベは多めに用意しておくと安心です。
新聞紙・段ボール
新聞紙は、身体にまきつけると温かく感じるので、一時的な防寒対策として役立ちます。また、簡易トイレを作る際には、水分を吸収させることもできます。新聞はまとめて捨ててしまうこともあるかもしれませんが、少し取っておくと役立ちますよ。
段ボールは、地面に敷くことも立てかけることもできる便利アイテム。風を防いだり、周囲からの視線を遮る目隠しにもなるので、新聞紙と一緒に少しは取っておくのがおすすめです。