バイクは災害に強い?
バイクと言えば、震災の際にバイクが役立ったという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。家庭のことが忙しくなってからはほとんど乗る機会がなくなってしまいましたが、災害時に備えてバイクを備えておくのも良いかなと思っています。
バイクは震災時に活躍する可能性がある
大きな地震が起きると、電車が止まったり、自動車が水没して使い物にならなくなったりと、いきなり交通手段を失うことも十分に考えられます。
震災はいつ起こるか分かりませんから、緊急時でも動けるバイク、燃費がいいバイクなどを用意しておくと良いですね。ここからは、実際に震災時に活躍した頑丈なバイク、性能が高いバイク、オフロードでも走れるバイクをご紹介します。
街乗りバイクが活躍した
震災で荒れた道を走るのですから、オフロード車が役立ちそうな印象はありますが、実際に使われたのは、ホンダのスーパーカブやヤマハのメイトなど、スクーターや街乗り向けとされるバイクでした。日本は道路舗装率の高い国ですから、大震災が起きても舗装道路が残っていたことも幸いしたのでしょう。
特に、スーパーカブは、(あまり推奨されることではありませんが)水没した車に残っていたガソリンを水抜きして入れても走行可能だった、という話も残っているほどです。
シンプルな電気系統に加えて、本田宗一郎はスーパーカブを「そば屋さんの出前持ちが片手で運転できるバイクだ」と表現したと言われています。実際に片手で運転をするのは大変危険ですが、荷物をたくさん抱えて、片手でも運転できる、という作りも震災時に役立った要因だったのかもしれません。
ヘルメットは防災に使える?
バイクに乗るときに、絶対にかぶらなくてはいけないのは「ヘルメット」です。災害が起きた際の避難時に、飛来物や落下物から実を守るためにも、頭を守るために防災グッズの中にヘルメットを入れておくといい、と言われています。特に、地震の際は建物が崩壊して、上からモノが落ちてくる可能性も高いので、ヘルメットは用意しておきたいところです。
バイクを用意することで、いざというときにはヘルメットを災害時用のヘルメットとして代用できるでしょう。
とはいえ、バイク用ヘルメットは強い衝撃に耐えられるわけではないですし、使わなくなったヘルメットは高価買取してくれることもあるので、あえて防災用品としてバイクのヘルメットを置いておく必要はないかもしれません。
参考:ヘルメット買取パーツワン
いずれにしても、災害時に備えてバイクを準備しておくのもいいですね。